あいこく便り

お電話。

学校休業中ですが、教職員は10時から15時までの時間短縮で交代で出勤しています。

3月4月は年度末・年度初めにあたるので、経理事務や購買部などは多忙な毎日です。

職員室では学級主任がクラスの皆さんのご自宅にお電話して、直接お話をしています。

その他にも、新入生・在校生・卒業生からいただく問い合わせなどに対応しています。

 

卒業証明書や成績証明書が必要な卒業生からの作成依頼に対応。

宿題がわからない、課題について質問をしたい、忘れ物を取りに行きたい…。

就学支援金や各種奨学金の必要書類や記入・提出方法への質問も多くあります。

 

先日この4月から医学部附属の大学病院に勤務している卒業生から看護科宛に電話がありました。

内容は「学校に〇〇を取りに行きたいけど大丈夫ですか?」という、ごく一般的なものでした。

病院には守秘義務があり「どう?」とは聞けない状況なので、普通の会話をしていました。

用件が済むとただひとこと、彼女らしい元気な「がんばりま~す」で電話が終わりました。

 

現在医療の現場がたいへん厳しいというのは、誰でもわかっていることです。

余裕があるとは全く考えられませんが、敢えてゆるく明るい声でした。

半月でメンタルもフィジカルも強くなったなあと、感動しました。

 

いつもなら、4月半ばは卒業生が仲良く訪ねて来る時季です。

いつか落ち着いたら、みんなで遊びにいらっしゃいね。