家政科3年生が、特別な講習会でおいしいパンを焼きました。
愛国学園短期大学名誉教授の田中智子先生は、料理研究者としてご活躍中です。
特に製菓製パンにおいては第一人者で、学校給食のパンのレシピも開発なさいました。
今年も6月に一クラスずつの少人数で、丁寧にパン作りの基礎から教えて下さいました。
生徒は田中先生の「魔法の手」に感動しながら一生懸命生地をこね、発酵させ形成します。
基本のバターロールはもちろんふわふわで、焼き上がる時には「幸せの香り」に包まれます。
そして、レーズン・くるみとシナモンシュガーをたっぷり巻き込んだ、最高のスイートロール。
オーブンに入れる前にたっぷりかけた*「シュトロイゼル」が、更においしさを引き立ててくれます。
「これなら家でもパンが焼ける」「家族に焼きたてを食べさせたい」「卒業制作のフルコースに添える」
生徒は少し不揃いの作品を大切そうに誇らしそうに持って、短大の食品加工実習室から戻って参りました。
田中先生、短期大学の先生方、ありがとうございました。
*【シュトロイゼル】パンやクッキーの上に乗せて焼くポロポロした甘いトッピング。
バター・砂糖 ・薄力粉・バニラエッセンスで作ります。