あいこく便り

レターパックと課題

7日(木)に郵送したレターパックはお手元に届きましたでしょうか。

学校からご家庭へのお電話も順調に進み、皆さんとお話できたようです。

 

今朝から課題と就学支援金関係の書類を入れた返信用レターパックが、たくさん配達されています。

学校が休校になってから家庭・学校間での郵便物や宅急便が増えたとのこと、業務に携わる方々に感謝いたします。

 

中学生・高校生(普通科・商業科・家政科・衛生看護科)・高等学校衛生看護専攻科と、それぞれの課題は異なります。

残念ながら時間に制約がある授業では、問題を考えているうちに友達が正解を答えたり先生の説明が始まることがあるもしれません。

でも、家庭で学習する課題は時間が十分ありますので、ゆっくりじっくり考え、教科書などで調べ、自分のペースで解答することができます。 

 

私の高校3年生商業科への課題は『山月記』の単語の意味を辞書を引いて書き込むB4のプリント2枚。難読漢字には仮名をつけました。

第2弾は、第1段落で描かれる主人公・李徴の性質や変身するまでの経緯と苦悩を読み解く設問のプリントを発送しました。

メッセージ「語句の難しさに惑わされず、意味を丁寧に追いながら粘り強く全ての設問に答えましょう」を添えました。

授業の中で人の言葉で理解して第2段落以降に進むより、一人一人がじっくりと時間をかけて考える。

そして、今後の展開の中で明らかにされていく作者が敷いた伏線にどのくらい気づけるのか。

それぞれが導いた個性的な答えを発表し合える、教室での授業の再開が楽しみです。

さらに一人で読み進めていくであろう卒業後の読書につながれば幸いです。

 

これはあくまでも現代文Bの一例です。

毎日続ける課題も、練習して技術を向上させるものもあります。

全ての教科・科目ともに教科主任の監修の下で、良い課題ができています。

 

皆さん、頑張りましょう!