2月3日、今日は節分です。
節分とは「季節を分ける」日のことで、一年の中で春・夏・秋・冬・の間に4回あります。
古来、一年で最もめでたいのは新年の訪れ、冬が終わって正月に新しい春を迎える日でした。
平安時代、宮中では新しい年の初めの「立春」を翌日に控えた大晦日に「追儺(ついな)」を行っていました。
追儺とは、疫病や災厄など人々に害をもたらす「鬼」を弓矢で追い払い豊かな新年を迎えるための儀式です。
その際、羽生結弦選手がフィギュアスケートで演じている「陰陽師(おんみょうじ)」が厄払いの祈祷をします。
現在では、立春の前日に「鬼は外!福は内!」の掛け声とともに炒った大豆の福豆をまいて鬼退治をします。
今日はこの3月に卒園して小学生になる【なでしこ保育園】の皆さんが、昼休みに鬼に扮して豆まきに来ました。
鬼のお面をかぶっていても心優しい正義の味方、職員室の先生方には優しくそっと福豆を配って下さいました。
そこの登場したのが金棒を持った3匹のこわ~い鬼たち、園児さんたちは狙いを定めて豆をぶつけて鬼退治。
福豆は校舎を汚さないようにと20粒ぐらいを5色のセロファンで包んであり、皆で美味しくいただきました。
豆まきが終わったら廊下で仲良く写真撮影、明日はめでたい大安吉日の「立春」、いいことありそうです。
小鬼たちが元気に帰った後、シャリーン…シャリーンという雅やかな神楽鈴(かぐらすず)が響きました。
何と、今年は白装束に可愛いおかめのお面を着けた「福の神」がおいでになりました。
そして先生方全員に消しゴムはんこで作った「福の紙」をお授け下さいました。
もちろん園児さんたちにも福の紙でのお福分け、嬉しそうでした。
やはり何かいいことありそうな、そんな節分でした。