あいこく便り

衛生看護専攻科・卒業式

本日10時から記念講堂で衛生看護専攻科第38期生の卒業式が行われました。

例年通り愛国学園大学・短期大学・保育専門学校の上級学校との4校合同の卒業式です。

今年度は社会情勢に配慮して、残念ながら在校生やご家庭からのご出席は辞退することと致しました。

そんな中、元文部大臣・農林水産大臣で理事の島村宜伸先生をはじめ、理事・監事の先生方も皆様ご臨席下さいました。

また、上級学校だけでなく中学高校からもほとんどの教職員が参列し、本日おいでになれなかった方々に代わってお祝いしました。

 

卒業生は袴あり振袖ありドレスありサリーあり民族衣装あり、もちろんキリッ!と紺のスーツの方もいらっしゃいます。

言い古された表現ではありますが、色とりどりの大輪の花を集めたような華やかな美しさに目を奪われます。

しかしどの学生さんも伝統的な着物を着崩すことなく髪型も清楚であり、上品で凛としていました。

こういう時期の卒業式だからこそ、あらゆる面でしっかりやろうと思いました。

 

愛国学園の卒業式で、たくさんのことに改めて気づきました。

 

国を越え互いの文化を理解し尊重すること。

国際社会では多くの国が助け合っていること。

食生活によって人々の健康が守られていること。

弱い人のために働いて社会福祉を充実させること。

子育て支援や幼児教育が経済活動の根本にあること。

安心のためには医療のコンスタントな提供が必要なこと。

 

今この状況の中で、資格を得て卒業する皆様に寄せる期待は大きなものです。

今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。