本日13時から高校3年家政科の「卒業制作の展示」を行いました。
本校は調理師養成施設の指定を受け、卒業後の申請を以て【調理師】資格が下付されます。
衛生管理と生徒・教職員の感染症対策に万全を期し、多くの工夫をして今年度も展示を実施しました。
現在の緊急事態宣言下では、ふだんの授業でも試食を伴う実習はできませんでした。
生徒は調理実習室の中の階段教室に着席し、示範台で行う調理の手順や技術を見て学びます。
栄養計算やレシピ確認・スケッチ等はしっかり行い、自宅で示範を再現して技術を向上させています。
今年は時差通学で9時登校の40分授業、放課後の作業も16時30分までで17時には完全下校となりました。
例年は放課後にも先生のアドバイスを受け友だちと協力して準備をしますが、今年はなかなかそうも行きませんでした。
公的機関の要請とは言え、知識だけでなく調理技術の修練の成果をご披露する卒業制作、実習不足が心配されました。
そして今日、心配した私が恥ずかしい、例年に勝るとも劣らぬ素晴らしい作品が完成しました。
生徒の努力・ご家庭のご支援ご協力・家政科教諭の指導力で、困難な状況とは思えぬ出来栄えでした。
入場は時間指定で各ご家庭お一人、生徒は実習室で勉強、保護者がいらしたら生徒が一緒に説明しながら見学。
例年のような大盛況!大混雑!は避けられ、親子で仲良くお嬢様や級友の作品を見て回る様子は微笑ましいものでした。
ご家庭の皆様、ご来場ご支援ありがとうございました。
近いうちにホームページ上にすべての生徒の作品を掲載します。
生徒の皆さん家政科や高校3年生の先生方、お疲れさまでした。