3月3日、抜けるような青空と早咲き桜の下、第72回愛国高等学校卒業式が行われました。
ご家庭の方にもご臨席いただこうと万全の感染症対策を施し、1200人収容可能の記念講堂で安全に挙行しました。
学校法人の理事・監事の方々・母師会会長・同窓生代表のご来賓と、ご家庭から事前申込のお一人まで参列いただきました。
十分な間隔を空けて着席するため中学生と高校の在学生は式場に入らず、講堂から教室のTV へ送られるライブ中継で祝福しました。
立派な式でした。凛とした式でした。清々しい式でした。そして、女子校らしいあたたかな式でした。
しかし生徒が退場した後の空席になったシートの赤が何とも印象的な、式の終わりの景色でした。
限られた中で挙行した最高の式、最後に校歌で送ってあげられなかったことのみが心残りです。
でも、行事が少なくて申し訳なかった今年度の卒業式、それだけでは終わりません。
保護者の皆様には、記念祭での3年生の笑顔を集めた特別編集のVTRをご覧いただきました。
最後は生徒の前途を祝福して中学高等学校の全職員が笑顔で手を振る、とっても素敵なVTRです。
卒業生には前日の予行でお見せましたが、懐かしい映像にきゃいきゃい喜び、先生のバイバイにちょっと泣きました。
放課後の職員室はペンと卒業アルバムを抱えた生徒があふれていました。
校庭の茶室の満開の桜の下や正門前では仲良しさんが撮影会。
少し寂しそうに名残惜しそうに学校を去る卒業生でした。
ご卒業おめでとうございます。
いつでも遊びにいらして下さいね。
その前途に多くの幸あらんことを願っています。
式の開催に際し、ご理解ご協力下さりありがとうございました。