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2024.12.06

第76回 生徒銀行祭

12月2日(月)、第76回生徒銀行祭が開催されました。昭和23年12月に、帝国銀行(現在の三井住友銀行)小岩支店が親銀行で「こども銀行」として開店した伝統ある生徒銀行の設立をお祝いし、生徒が貯金・貯蓄に対する意識を新たにする日が、生徒銀行祭です。入学時、「種貯金」として百円が入金された通帳を一人ひとり頂き、それを元として生徒たちは日々の貯蓄に励み大きな花を咲かせようとしています。また本校の貯蓄教育は、お金を蓄えることだけでなく、物を大切にすること、コツコツと努力すると大きな成果が得られることを実感出来るのも目的の1つです。
週2回の貯金日は、各クラスの貯金係が責任をもって集計し銀行へ貯金しますが、銀行祭当日の朝は、全校生徒は個人個人が通帳とお金を持って、生徒銀行の窓口へ向かい貯金を行います。銀行の運営や業務は、支店長が中心となって、高校3年生の商業科の生徒が行います。「課題研究」の授業として全校生徒の大切な貯金を預かるという責任を感じながら、伝票整理やPCを使ったデータ管理といった「実際の銀行」さながらの学習をします。今年の12月2日も日本銀行・東京都金融広報委員会や三井住友銀行からおいで頂いたご来賓の方にその様子をご視察頂きました。
記念講堂で行われた表彰式では、ご来賓の方からご祝辞を賜り、また預金成績優秀者(毎週2回・1回100円以上の貯金を100%達成 今年度も全校生徒が該当)などが表彰されました。また、全校生徒で「貯金の歌」を斉唱しました。その後、ご来賓の先生による講演会が行われ、生徒銀行の70年以上の歴史と伝統を認識し、中高生のうちから計画的に貯蓄に関して学ぶことで、将来に生かせる場所であると実感する機会となりました。
午後には、暗記した英語の長文を一人ひとりが発表する「英語レシテーション大会」の決勝が行われ、予選を勝ち抜いてきた中学生・高校生が、講堂の舞台で堂々と披露し、会場は大きな拍手に包まれました。

 

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