2022.07.19
🍉第一学期終業式🍉
令和4年度の第一学期の終業式を行いました。
講堂で式を終えた後、それぞれのホームルームで学級主任から通知表をさしあげました。
先行の中学校に続き高校1年生でも観点別評価が始まり、通知表には数字だけでなくABCが並びました。
成績の評点は学力の有無ではなく、それぞれの教科についての日頃の努力の成果を点数化したものだと思います。
私は試験が終了した日の放課後を期限として、全員にノートを提出していただいています。
授業中は集中してしっかりとノートを取って書き込みをし、欠席した場合は友人に借りて補っているかの確認です。
古典関係では2ページを使って段組みをし、本文・(書き下し文)・語釈・現代語訳・備考と、書く欄を指定しています。
試験前にノートを整理し完全な状態にすることで記憶が甦り勉強が進み知識が定着し、成績の向上につながります。
今回のノート提出では、長い漢文の現代語訳を自分の言葉で書いていた(自分で通釈した)生徒さんがありました。
ほとんどの生徒さんは配付した現代語訳のプリントを参考に、ノートの指定箇所に書き込んで(写して)いました。
どのノートも丁寧に整っていて不足はありませんが、自分で訳した生徒がほぼ満点だったことに納得しました。
また、本文に線を引いて下の欄の語釈と同じ番号を振ってわかりやすく工夫しているノートもありました。
得手不得手もあるでしょうがその生徒さんもほぼ満点であり、答案は細部まで行き届いたものでした。
やはり成果をあげるのは地道な努力と工夫なんだな、と、改めて思いました。
新型コロナウイルス感染症の変異株の出現による急拡大を受け、夏休み期間中の予定を変更をしました。
これからも安全健康に留意して有意義な夏休みとなりますよう、期待を込めて終業式と致しました。