2022.08.08
🕯高校2年衛生看護科・技術試験🕯
愛国高校は、東京都でただ1校の看護科を有する高校学校です。
本校衛生看護科は厚生労働省から准看護師養成施設に指定されています。
生徒は高校卒業時に資格試験に全員受験で全員合格し、看護師2年課程の専攻科へ進学しています。
看護師になるという夢を持って入学した1年生は、その夢に向かって少しずつ歩みを進めます。
2年生になると勉強はさらに難しくなりますが、まだまだ「看護学生」ではなく「看護を学ぶ高校生」です。
その「高校生」が「看護学生」となる日、それは高校2年生の11月に行われる「戴帽式」です。
純白のナースキャップを戴き(頭上に載せ)、ナイチンゲールの心を受け継ぐキャンドルに灯を点します。
そして、「我はここに集へる人々の前に厳かに神に誓はむ」と全員で心ひとつに唱える「ナイチンゲール誓詞」
戴帽を許された生徒は、看護学生として病院や介護施設などでの臨地実習でベッドサイドに立つことになります。
その戴帽式を迎えるには「知識・技術・態度」の看護の三要素が必須となります。
「態度」は校訓である「親切正直」の下、毎日の学校生活の中で身に付けます。
「知識」は9月に行う筆記試験で、これまでの学習の成果・実力を確認します。
今日は朝9時から午後3時まで、看護実習室において「技術(実技)」の試験を実施しました。
主な内容は「血圧測定」と「一人で行うリネン交換(シーツ交換)」です。
この日のために、夏休みに何日も登校して補習を行いました。
友だちと教え合い、支え合いながら頑張りました。
まずは柳組・桜組の生徒の皆さん、お疲れさまでした。
看護科の先生方、ありがとうございました。
合格発表はこれからですが…。
あなたの態度が適切ならば、患者さんが心を開きます。
あなたの技術が高ければ、患者さんが楽になります。
あなたの知識が深ければ、患者さんが安心します。
戴帽式まであと3か月、もっともっともっと勉強して下さい。
自分のためでなく、まだ見ぬ患者さんのために。