3月3日(水)、青空がひろがり、校庭の一角には早咲きの桜が綻ぶ中、愛国学園記念講堂において、第72回愛国高等学校卒業式が挙行されました。卒業生の保護者の方には各ご家庭より1名のみのご参加と事前から体調管理へのご理解・ご協力を頂き、式場は厳粛ながらも暖かな雰囲気に包まれました。また後輩である在校生は、テレビ中継を利用して各教室からお世話になった先輩へ祝意を表して参列をするなど、出来る限りの配慮と工夫をして実施されました。
式では、卒業証書はもちろんのこと高校生活の努力の証となる多くの賞状が卒業生に授与されました。ご来賓の先生方からのご祝辞、沢山お寄せ頂いたお祝いの言葉や祝電、在校生代表の送辞を受けて、卒業生代表からの答辞では、高校生活での沢山の思い出を胸に、新しい生活へ前を向いて進む決意が述べられました。
斉唱は叶いませんでしたが、「金剛石の歌」「愛国学園校歌」のピアノ演奏により、3年間の数々の想い出が蘇ってきたのではないでしょうか。退場する際の卒業生は、達成感に満ちた表情、感無量の表情、様々な表情を浮かべていました。その後、各教室でのホームルームで担任より卒業証書を渡された卒業生は、名残惜しそうに再会を誓って学び舎を巣立っていきました。