3月3日(金)、青空が広がり、校庭の一角には早咲きの桜が少し色づきを見せる佳き日。
愛国学園記念講堂において第74回愛国高等学校卒業式が挙行されました。参列する保護者の方には事前からの体調管理と式場内でのマスクの着用にご協力を頂き、在校生は講堂と各教室へのテレビ中継を併用して参列するなど、厳粛ながらも温かな雰囲気の中、学校全体で卒業生の前途を祝福しました。
式では、卒業証書を始め、高校生活の努力の証となる多くの賞状が卒業生に授与されました。ご来賓の先生からのご祝辞、お寄せ頂いた沢山のお祝いの電報、在校生代表の送辞を受けて、卒業生代表からの答辞では、高校生活での沢山の想い出を胸に新しい生活へ踏み出す決意が述べられました。
凛とした表情で起立し、「金剛石の歌」「愛国学園校歌」を始め、高校生活初めて在校生と一緒に講堂いっぱいに声を響かせた卒業生。退場の際には、コロナ禍の学生生活においても日々を大切にし、充実した時を過ごせたという思いが、表情にうかがえたように思いました。
その後、卒業生は各教室でのホームルームで担任より卒業証書を渡され、名残惜しそうに再会を誓って学び舎を巣立っていきました。