• 2021年01月14日 お正月遊び
  • お正月とは、新たな1年をお祝いする伝統行事のことです。

    年の始めに「年神様」が訪れてくるので、お迎えするために門松や鏡餅などを飾り、お節料理をお供えします。年神様は「豊作の神様」でもあり、家を守る「ご先祖様」とも言われています。

    お正月遊びには「福を呼ぶ」「災いをはらう」などの意味が込められています。

     

    近年、子ども達の遊びと言えばゲーム。

    ポータブルゲームをする子も当たり前になりつつあります。

    そんな中ですが、お正月遊びを紹介したいと思います。

    保育園では、手作りのコマ・羽子板でお正月遊びをします。

    他にも皆で福笑いを楽しみます。面白い顔ができあがるたびに笑いが起こることから、福笑いは新年に縁起の良い遊びと言われています。

    保育園でも4・5歳児クラスではルールもわかり目隠しで作った面白い顔に、とても賑やかな雰囲気になり楽しそうな声が止まりません!

     

    今はどこでも手に入るお正月遊びですが、お子さまと一緒に作ってみるのはいかがでしょうか?

    例えば、けん玉。秋の素材を使い紙コップと松ぼっくりでも作る事ができます。他にも、牛乳パックとペットボトルのキャップで作る手作りコマもあります。

    牛乳パックの上の部分を外して平らにして4つの角を、下までハサミで切って四つ葉のクローバーのように開きます。このときパックの端を丸く切ると可愛くなります。ペットボトルのふたを底の中心の両面にはさみ、セロテープでくっつけます。

    開いたパックに絵や模様を描いたら完成です。ペットボトルのふたを持って回すとくるくると羽を広げたように回転します。竹串や爪楊枝も使わないので乳幼児さんの小さな力でも回りやすいです。

    絵を工夫すると虹のような模様が見えたりして楽しくなります。

    羽子板も手作りのものと昔ながらのもの、保育園では両方使って遊んでいます。凧あげもスーパーの袋に紐をつけて風を受けるように作っています。外で友達と走り回って凧をあげながら綺麗な空気を沢山吸って元気に過ごしています。

     

    手作りおもちゃは、自分だけの、世界に1つだけの作品が作れます!

    お正月を感じながら、お家時間をゆっくり過ごすときに是非、お子さまと一緒に作ってみるのはいかがでしょうか?

    懐かしいお正月遊びで、お子さまと素敵な時間をお過ごしください。

    (保育士 辻井)