日が暮れていくのが一段と早くなり秋の深まりを感じるようになりました。
朝晩の冷え込みがだんだんと強くなり空気も乾燥し風邪を引きやすくなるこの季節、体をあたためて風邪予防をしましょう。
風邪を予防するためにはビタミン類を摂るといいと言われています。
ビタミンAには、人参やレバーなどがあり鼻や喉の粘膜を強くしたり抵抗力を強めたりする働きがあります。
ビタミンEには、かぼちゃやナッツ類があり血管の広げ血行をよくする働きがあります。
ビタミンB1には、豚肉や大豆などがあり免疫力を高めて体力を付ける働きがあります。
また、体を冷やすと言われている夏野菜(トマト・なす・オクラなど)も火を通すことによって代謝を上げ、冷えを予防できるので調理して取り入れると良いそうです。
このようにビタミンには、抵抗力・免疫力を高めてくれる効果があると言われています。
これらの食材を摂取するのにおすすめなのが鍋です。
忙しい保護者の方にも野菜を切って煮込むだけでビタミンが取れ体もあたたまり風邪予防にはぴったりです。
また、発酵食品も冷え予防の一つですので味噌鍋や大人の方にはキムチ鍋にしてもおすすめです。
これから寒くなり体調を崩しやすいので、あたたかいものを食べてこの冬を乗り越えましょう。
簡単な味噌鍋を紹介します。
【味噌鍋】
材料(2~3人分)
・豚バラ肉 100g ・白菜 4枚 ・人参 1/2本 ・椎茸 2個
・しめじ 1/2パック ・長ねぎ 1/2本 ・豆腐 1/2丁
・水 400ml ・味噌 大さじ2 ・醤油 小さじ1/2 ・ごま油 小さじ1/2
①豚バラ肉、野菜、豆腐は食べやすい大きさに切る
②鍋に水、味噌、醤油、ごま油を入れて火にかける
③沸騰したら①の食材を入れて煮込む
(栄養士 石川)