新年度が始まって1か月がたちました。なでしこ保育園では、進級した園児の皆さんは大分慣れて楽しい笑い声が響き元気に遊んでいます。新しい園児の皆さんは保育士や新しい環境を少しずつ覚えてきているところです。
忙しく中々子どもとの関わりがゆっくり取れない日もあると思います。つい動画やゲームを使って遊ばせることが多いと思いますが、少しの時間で遊べる手遊びや手遊びからゲームになるものがあります。子供とのスキンシップも取れると思いますので試してはいかがでしょうか。
まず初めに保育園や家庭で手遊びを行うことのメリットは3つあります。
①手先・指が器用になる。
②リズム感が養われる。
③脳の発達への促しがある。
手遊びには、色々な手指の動かし方があり手指の動かす練習になり反射機能を働かせることが出来ます。又、繰り返し行うことで楽しみながら体を動かしたりしながらリズム感も培われます。手遊びは誰かと行うことで手指の動きをまねたり考えたりと「脳」が刺激されます。脳が刺激されることによって思考力や記憶力も活性化されると言われています。
それでは、ご家庭で楽しく手遊びをするコツを紹介します。
ここで、年齢別に手遊びを紹介したいと思います。
0歳は「いとまきの歌」、「ころころたまご」 スキンシップ多めの手遊びです。また、お昼寝の時やちょっとした時間でも楽しめる手遊びとなっています。
1歳は「手をたたきましょう」、「とんとんとんひげじいさん」身体全身で遊ぶことやアレンジ可能な手遊びです。とんとんとんひげじいさんはアンパンマンバージョンもあります。
2歳は「グーチョキパー」、「さかながはねて」手の形でいろいろなものに例えてみたりイメージしてみたりと遊び感覚で行える手遊びです。又保育園では、さかながはねてという手遊びをお散歩に行く前の準備で行うことが多いです。
3歳~5歳は「ミックスジュース」、「かみなりどんが、やってきた」、「やおやのおみせ」。何度でも繰り返し行うことが出来、ゲーム性がある手遊びとなっています。「ミックスジュース」と「やおやのおみせ」はパターンが多くアレンジ次第ではまた違った手遊びになります。例えば果物を野菜にしてみたり八百屋ではなくパン屋にしてみたりと自由に楽しむことが出来ると思います。
その他にも手遊びは沢山あるのでお子さんにあった手遊びを探して遊んでみて下さい。ご紹介した手遊びのやり方をお聞きになりたい方やその他流行の手遊びなどを知りたい方はいつでも職員にお声掛け下さい。(保育士 温井)