残暑がまだまだ厳しい日が続きますが、もう9月です。そろそろ子ども達を夢中にさせる
秋の風物詩、どんぐりや松ぼっくりを拾って遊べる季節になってきました。
愛国学園の広い校庭ではどんぐりや松ぼっくりを拾って毎年楽しんでおり1つ見つけると「私も見つけたい」「こっちにあるよ」と子ども達は夢中になって探して両手いっぱいに
集めて、「こんなに見つけたよ」と笑顔いっぱいに見せてくれます。
どんぐりとは、ブナ科の木の実の総称でその代表格がコナラとクヌギの木になります。
どちらも落葉樹で雑木林や公園で普通に見ることが出来ます。
日本には22種類のブナの木があり身近に拾えるのは8種類ありマテバシイ、コナラ、アラカシ、クヌギ、アベマキ、ミズナラ、ウバメガシ、スダジイです。
愛国学園の校庭では、マテバシイ、コナラ、スダジイの3種類が拾えます。
子ども達が拾ってきたどんぐりを使って遊んでみたいのですが、その前にどんぐりチェック!どんぐりの中には虫が潜んでいる場合があります。その虫を退治するには、熱湯処理をする事が清潔で確実な方法です。
~熱湯処理の方法~
これで準備万端、乾燥したどんぐりは長期保存が出来ますので安心して遊ぶことが出来ます。
空き箱や空き容器など利用してどんぐりアートにしてお部屋に飾るのもおしゃれですね。
その他に・・・
○仕切りのある箱にどんぐりをひとつずつ入れればそのまま素敵な標本箱(または、コレクションボックス)に早変わり!
○瓶に同じ種類のどんぐりを入れてお部屋のアクセントにしてみましょう!
○写真立てのフレームに並べてボンドで止めればどんぐりアートになります!
次はどんぐりを使った遊びをご紹介します。
○どんぐりコマ→どんぐりの中央に穴を開けて、爪楊枝の先端にボンドをつけて差し込むと丈夫に仕上がります。
○シャカシャカマラカス→小さいペットボトルにどんぐりを詰めるだけですがノリノリで遊べるマラカスの完成です。ペットボトルに絵を描いたり色を塗ったりするのも可愛いと思います。
○やじろべえ→3個のどんぐりを使います。大きなどんぐりを中心に左右のどんぐりが重心を取れるように両側のどんぐりの重さや竹串の長さを変えて作りましょう。穴を開けて、竹串の先端にボンドをつけて差し込みます。
お子様とどんぐりを探して観察すれば秋の自然への興味が深まり新たな発見があるかもしれません。お散歩やお出かけしやすい気候になりましたら、近隣ですと篠崎公園、葛西臨海公園、水元公園が沢山拾えるのではないでしょうか。
ビニール袋を持って秋を感じながらご家族でどんぐり拾いを楽しんでみましょう。
その際は、どんぐりを口や鼻の穴、耳の穴に入れないようご注意して頂きたいと思います。
(保育士 今井)