みなさん休日はお子さんとどのように過ごしていますか?
今回は親子で一緒に楽しめる「ふれあい遊び」についてご紹介したいと思います。
まずは、触れ合い遊びとはどのような効果があるのでしょうか?
1つ目は、触れ合うことで子どもたちの五感を刺激し、感覚器官や脳の発達を促すことが出来ます。(例えば、人同士の肌が触れ合うことで触覚、人の動きに注目することで視覚、音楽を聴くことで聴覚が刺激され発達することなど)
2つ目は、歌や音楽をつけた触れ合い遊びの場合、身体を動かすため、運動能力やリズム感の向上が期待できます。リズム・メロディー・歌詞や動作を覚える必要のある遊びが多くあるので自然と記憶力が養われます。
3つ目は、心の安定です。周囲の大人に気にかけられている、守られているという安心感はとても大切です。ふれあい遊びを通してコミュニケーションを取ったりスキンシップを行ったりすることで、子どもは大人からの愛情を感じ、ストレスが軽減されて幸せな気分になることが出来ます。
ふれあい遊びにはこのように様々な効果があるため、遊んでいると子どもも大人も自然に笑顔になっていきます。
次に触れ合い遊びをいくつかご紹介します。
「いっぽんばしこちょこちょ」
歌詞♪
いっぽんばし こちょこちょ
たたいて つねって
かいだん のぼって
こちょこちょ
☆遊び方☆
1.手のひらに指を1本立てたあと、くすぐる。
2.手の上で、やさしくたたいてつねる。
3.2本の指で、肩のほうへ駆けあがる。
4.脇の下など色々な所をくすぐる。
これはみなさんもご存じかと思いますが日本の代表的なわらべ歌で、「階段のぼって~」の後に「こちょこちょこちょ~!」とくすぐるのが面白い遊びです。子どもの片方の手を取って、滑らせる、つねる、叩く、くすぐるなど様々な刺激を加えて遊びます。何回もこの遊びを行うと、子どもがいつくすぐられるのかがわかるようになり、くすぐられる直前から笑ってくれるようになります。
「おふねが ぎっちらこ」
歌詞♪
おふねがぎっちらこ
ぎっちらこ ぎっちらこ
波にゆられて ゆらゆら動く
おふねは本当におもしろい
ぎっちらこ ぎっちらこ
ぎっちら ぎっちら ぎっちらこ
☆遊び方☆
1.大人が足をのばして座り、向かい合うようにして子どもを膝の上に乗せ手をつなぎます。
2.舟をこぐように歌に合わせて前後に動きます。
3.最後の「ぎっちらこ」で横にひっくり返ります。
※「波にゆられて」のところで、小さい波、大きい波など揺れ方を変えて、アレンジをしても楽しいです。
今回ご紹介した2つは、低年齢から就学前のお子さままで幅広く楽しめるふれあい遊びです。
ふれあい遊びは特別用意するものもなく、身体だけを使っていつでも楽しめる簡単な遊びなのでぜひお子さんと一緒にお家で楽しんでみてください。
(保育士 髙久)