• 2018年12月3日 「脂ののった魚」
  • 師走に入り慌ただしい年の瀬が近づいてきました。

    保育園ではクリスマス会に向け、園児達の可愛らしい元気な歌声やハンドベルの音が楽しげに聞こえてきます。

    寒さもぐっと深まってきて脂がのって魚が美味しい季節になりました。魚に脂がのる理由は、海水温が下がることで魚が寒さから自らの身を守るために脂肪を蓄えることにあるようです。又魚の食べるプランクトンの影響もあるようで、動物プランクトンには「脂」を持つものが多くいて、そのプランクトンを食べた魚の体内に「脂」が蓄積し、脂ののった状態になるようです。

    脂と言ったらいくら美味しいといっても敬遠されることも多いのかもしれませんが、魚のもつ脂は動物性と違い不飽和脂肪酸といい、ここ近年では健康のためにとても注目されています。積極的に摂取してみて下さい。

    よく聞く「EPA」(エイコサペンタエン酸)「DHA」(ドコサヘキサエン酸)は不飽和脂肪酸で青魚に多く含まれます。

    DHAは人間の脳の細胞を作る大切な栄養素。記憶力や学習能力を高めたりします。できれば一週間に何回かは魚を使った料理を食べたいものです。

    なでしこ保育園では積極的に青魚を取り入れ、竜田揚げやつけ焼き、味噌煮など色々な調理法を取り入れ園児達にも人気です。

    つけ焼きはご家庭でも簡単にできると思いますので是非お試し下さい。

     

    鯖のつけ焼き

    材料

    鯖 2切

    醤油 大さじ1

    酒  大さじ2分の1

    みりん 大さじ2分の1

     

    作り方

    1. ポリ袋に調味料を合わせ、鯖を入れ30~40分おく

    2.グリルで色よくこんがり焼く(焦げやすいので弱火で焼く)

     

    (調理師 山浦)